フェンス緑化
フェンス緑化とは?
近年、ヒートアイランド現象による都市の温度上昇が問題になっている。その対策としてフェンス緑化による都市緑化手法が検討されている。
当研究室では都市緑化に芳香性のある植物を使うことで、ただ緑化するだけでなく、前を通った時に植物から出る良い香りによって人にやすらぎや楽しみを与える、
といった娯楽的価値を創出することを検討している。
当研究室では芳香性植物としてバラやクレマチスを使っている。
2020年
フェンス緑化をドローンで撮影しました2019年
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現在行っている研究
都市緑化においての農薬使用は生態系保全、人体への影響の2 つの観点から大きな課題を持っている。
生態系保全からの観点として、化学物質の利用は、最終的には環境中への流出につながり環境汚染を引き起こす。
人体への影響からの観点として、直接農薬を散布する人への急性・慢性的影響の問題と、環境等への残留からくる公害的影響の問題がある。
人々が鼻を近づけ直接香りを楽しむバラ類に残効性のある農薬を使用することは、健康に影響を及ぼす可能性が考えられる。
ここでは、「バラ類の無農薬・無化学肥料栽培の可能性に関する研究」と題して、都市公園で使用されている農薬の現状について整理をし、生物多様性配慮型の都市緑化手法としてバラ類の無農薬・無化学肥料栽培を提案することを目的とする。
くわしくは こちら